間違いだらけの保活戦略

今だから分かる保活の落とし穴

【認可園】ベビーシッターは加点になる?

認可保育園の申請にあたって、1点でも多くとりたい方に朗報です。
ベビーシッターの利用は、調整指数で加点の対象となっています。(2017年千葉市の場合です。自治体、年度によって異なります)

 

そのため、我が家は実際にベビーシッターを利用し、申請しました。


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(千葉市2017年11月現在)


月64時間以上の場合

月64時間以上ベビーシッターを依頼すれば、挑戦者指数はプラス4点になります。
ただしこれには、かなりの出費も覚悟しなければなりません。
点数をお金で買う感じでしょうか…

 

さすがに、月64時間以上は利用しませんでした。

では、月64時間未満の場合はどうでしょうか。


月64時間未満の場合

月64時間未満のベビーシッターの利用は、調整指数プラス1点です。
これは、認可外施設や保育園の一時利用(定期利用)で月64時間未満の利用するのと同等の扱いになります。

 

64時間未満ということで、下限はありません。月に1時間の利用でも2時間の利用でも加点の対象になるのです。

 

保育園の一時利用(不定期)の方が長時間利用しているのに加点の対象外というところが腑に落ちないんですが…

 

実際、この点について、電話と窓口のダブルで確認したので、文面通りの解釈で間違いないようです。


ベビーシッター利用の注意点

ただし、ベビーシッター利用した実績があれば、どのタイミングでもいいわけではありません。

 

「月64時間未満の利用」=月64時間未満の「ペースで」利用「している」という意味なので、少なくとも申請する月(または前の月)の利用しているかどうかの確認があります。

 

また、今後は利用時間の規定が設けられる可能性もあるので、ご注意ください。

 

そして最後に、加点を得られたからといって希望の園に入れる保証はありませんので、その点も踏まえてご検討くださいませ。

 


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保育無償化・認可外も対象に方針転換

 

2019年度からスタートする予定の「3~5歳児の保育料金無償化」問題、先日は認可外施設は対象外になるという報道があり反発を呼びましたが、政府は11月14日、認可外施設も無償化の対象に含める方針に見直した原案を発表しました。

 

やはり、認可外を無償化の対象外にすることのリスクは無視できなかったのでしょう。

 

↓先日、当ブログの記事でも取り上げました。

hokatsu.hatenadiary.com

 

認可外施設には、

  • 自治体独自の認定施設
  • 事業所内保育所
  • 夜間保育を行うベビーホテル
  • 児童発達支援(障害児支援施設)

など、原則すべての認可外保育園が含まれる方向に転換したようです。

 

ただし、これらの施設が全て無料になるわけではなく、上限が設けられます。

 

確かに、認可外保育園の中には高額な費用がかかる施設もあります。
例えば、白金台のファミリアのプリスクールは3~5 歳児・週5日の月極料金は月18万円です。
そのような高額の費用負担を税金に求めるのは現実的ではありません。

 

政府が検討している上限額は、2万5千7百円で、幼稚園の補助金上限に相当する金額です。
世帯の所得によっては、認可保育園の費用を下回ることに。


ということは、これって「無償化」ではなく「補助金」なのでは…という気もしますね。

 

とはいえ、そもそも高所得者層の保育料無償化については疑問がありましたし(その財源で別の政策ができるのでは?)、無償化にこだわる必要性も個人的には感じません。

 

そして、今回、この認可外問題に関して短期間で軌道修正されたことについては、一定の評価ができるのではないでしょうか。

 

有識者の方やマスコミ、そして一般市民からの声は、反映される可能性があるということですよね。

 

これからも、保育に関する政策に注目していきたいと思います。


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ねばって第一希望の園に転園したお友達の話

入りたい園が限られている場合、転園を視野に入れ何年もかけて保活するのもひとつの方法です。

 

どうしても希望の園に入れたかったお友達は、認可保育園の申請で、なんと第一希望の1園しか書かずに提出したそうです。


最初の年は、不承諾となり、取り急ぎ入所可能な保育園に入所。
翌年も、その翌年も…。


毎年頑なに第一希望の園だけを申請するということを繰り返し、小学校にあがる前の年になってついに希望する保育園に入園できたそうです。

つまり、最後の1年だけ第一希望の園に通えたということ。

 

このお家の場合は、希望の園が不承諾でも通える園がありましたし、最終的に希望の園に入園することができました。

 

しかし一般には、最後まで入れる保証はありませんので、第一希望しか書かないのはかなりリスキーな作戦だと思います。

 

一方で、希望を出し続けていれば、転園のチャンスが巡ってくるかもしれません。

 

特に、人数が多い保育園では空きが出る可能性も高いので、保活を保育園入園の年だけに限定せず、あきらめないで保活し続ける作戦もアリだと言えます。

 

ただそのためには、親子ともに慣れ親しんだ保育園を離れて転園を決断できる、という前提が必要ですね。

 

 転園関連の記事、ほかにも書いています↓

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【体験談】イベントに参加してこの園は違うな~と思った件

それは、幼稚園の未就園児向けのイベントでした。

 

復職に備えて保育園選びをしていましたが、近所の幼稚園にもひょっとすると入る可能性があるかもしれないので、一度は見ておきたいと思っていた矢先。


とある幼稚園で、未就園児を対象とした親子で参加するダンスのイベントがあったので、行ってみることにしました。

 

当時3歳の長男と、抱っこひもで0歳次男も一緒です。

幼稚園のホール(体育館)で、20組くらいの親子と一緒にダンス。
外部からの講師が先生で、幼稚園の先生方も数名参加されています。


結果…
長男は、ダンス自体は嫌ではなかったものの、先生の真似して踊るのは難しく、比較的自由な動きをしていました。
さらに、じっとしていられない長男は、ホール内を何回か駆け回ったりしたので、その度に幼稚園の先生に注意されてしまいました。

 私も、下の子抱っこしながら可能な限り追いかけたりはしましたが…

 

うーん…

 

特に、人にぶつかりそうだったり、人の邪魔をしたりしている様子ではなさそうだったのですが…

 

注意しなくてもいいんじゃないかな…というのが正直な感想です。

 

 外部の先生がせっかくダンスを教えてくれるのですから、走り回らずにレッスンを受けるべきなのはわかります。

が…

そこはまだ3歳。

 泣いちゃう子、フリーズする子、部屋の隅っこで自分の世界に入る子、動き回る子…いろんな子がいてもいいような気がするんです。 


この幼稚園は、男女比では女の子が多くカリキュラムもしっかりしているタイプの園だったので、走り回る我が子はかなり浮いてしまいました。

 

我が家には、ちょっと、合わなかったのかもしれません。

 

もちろん、はまる子ははまると思うので、決してその園が悪いわけではないですよ!

 

むしろ、我が子がじっとしていられないことも困ったことではあるのですが…

そこは、「問題」に格上げせず、許容してもらえたら、嬉しかったです…。

 

 

 実際に、1年経った今、長男は幼稚園の年少として通っていますが、特に座っていられないとかダンスできずに動き回るということはなく、みんなと同じ活動ができています。

 

じっとしていられないのは、キャラクターもありますが、月齢によるところも大きいですよね。

 

ただ、この経験を通して、合う合わないが判断できて幼稚園選びの参考になったので、それはそれでよかったと思っています。

 


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認可外は無償化しない問題。限りある財源をどう使うべきか?

保活関連で、今世間を騒がせている、認可外は無償化しない問題。


選挙前に自民党は、3~5歳児の保育園・幼稚園の無償化を公約として掲げていたのに、認可外施設は無償化の対象として想定されていないとのことで、ニュースで取り上げられていますね。

 

これ、指摘されて当然だと思います。

 

認可保育園だけ無償化したら、ますます認可保育園に入りたい人が増える一方、認可外は敬遠される傾向になるため、保活は激化するのではないでしょうか。


待機児童の解消からは、逆行しているように思えてなりません。

 

財源に限界があるのは、わかります。


ですから、目的が一億総活躍社会であり待機児童の解消であるならば、幼稚園や保育園の無償化にお金を使うべきではないと考えます。

 

そもそも、保育料は所得に応じて差があったのですから、無償化することで一番うまみがあるのは高所得者層ということになります。しかし、高所得者層の保育料の負担を軽減することで、一体何が得られるというのでしょうか?

 

待機児童を解消するために必要なことは、受け皿の確保に他なりません。

 

そのため、財源の使い道が無償化ではなく受け皿の確保であれば、納得できます。


受け皿の確保とは、例えば、保育士の給料を上げること(潜在保育士の確保)、一定の基準を満たす認可外施設および企業の事業所内保育所の整備を推進すること(認可施設で間に合わない施設の確保)などです。

 

さらに、同じ自治体でも定員割れしている園と入所困難な園が存在している現状から、駅近など需要の高いエリアへの保育園の拡充や、遠方の保育園への送迎サービスなど、需要と供給が噛み合うような対策を推進することが求められるのではないでしょうか。

 

限りある税金、待機児童の解消のために何が必要なのか、使い道を熟慮して頂きたいと思います。

 


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幼稚園の面接で聞かれたこと、答えたこと

幼稚園の面接シーズンですね。

 

長男も、昨年度幼稚園の面接を経験しました。

 

幼稚園にもよりますが、長男の幼稚園は願書さえ提出できれば、面接で落とすことはないようでした。

 

その面接も、親は願書を提出し、願書に書かれた内容を何点か確認しただけ

あとは、親と離れて子どもだけが園長先生と面接をしました。


そこでどんな質問があったのか、どんな風に答えたのか、ご紹介します。

 

「(野菜が何種類も書かれた絵を見せて)野菜の名前はわかりますか?」
→全部答えられたそうです。


「どの野菜が好きですか?」
→「全部好き」と言ったそうです。実は野菜苦手です…。


ちなみに、一緒に面接を受けたお友だちは、トマトが好きと言ったようで、偉いね~とやっぱりほめてもらっていました。

 

「お父さんとは何をして遊びますか?」
→「抱っこしてぐるぐる」


我が家の場合、お父さんが一度も見学に来ておらずノータッチだったので、お父さんに関するの質問があったのかもしれません。
いつもは不在がちのお父さんでしたが、前日の夜は子どもが寝る前に帰ってきて、「抱っこしてぐるぐる」できたのがよかったです。

 

また、面接後に園長先生が子どもに折り紙や絵本をくださいました。
ご挨拶はできたかな?確認できませんでしたが、やっぱり、「こんにちは」や「ありがとう」のご挨拶ができるといいと思います。
もちろん、親が挨拶することは、子ども以上に大切かもしれません。

 

長男の幼稚園では、基本的に何を答えても大丈夫な雰囲気はありましたが、面接が無事終わり、ほっと一安心でした。

子どもも、先生に受け入れてもらえて楽しい思い出になったのがよかったです。

もちろん、緊張して泣いてしまっても、それはそれでまた思い出になるかもしれませんね。


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見学に行かないと分からないこと(5)雰囲気

見学に行かないと分からないことシリーズ。最終回は意外と大切な雰囲気です!

 

保育園を見学する前には、施設のホームページや口コミなどで、事前に情報を得ている方が多いと思います。
しかし、そこで掲げられている保育方針や感じられる印象はどの園も似たり寄ったり、ということが多いのではないでしょうか。

 

ところが、実際に保育園見学に行くと、まさに、百聞は一見にしかず。
見学に行くことで分かる、肌で感じる雰囲気というものがあります。


そしてその雰囲気は、園によってはっきりと違いがあります

 

もちろん、その雰囲気を作り上げているのは、今までの記事でご紹介した、園児や先生方の姿だったり施設や設備だったりするでしょう。

 

例えば、建物の日当たりのよさや、遊具やおもちゃ・絵本のセンス、飾られている園児の作品、先生方のちょっとした対応やすれ違う園児のご挨拶など…

 

そういった、条件にするには細かい一つ一つが、その園全体の雰囲気に関わってくるのではないでしょうか。

 

数々の条件も考慮すると思いますが、優先順位に迷ったとき、最後は直感でその保育園を好きだと思えるかが、大切だと思います。

 

  • 自分の子どもが楽しく通う様子が想像できるか?
  • 自分が安心して預ける様子が想像できるか?

 

今一度検討してはいかがでしょうか。

 

園選びの決め手となる保育方針関連の記事も書いています↓ 

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