保育園と幼稚園はどう違う?(6)費用の違い
保育園と幼稚園の違いシリーズ。最終回は、費用の違いについて確認しておきましょう。
保育料の負担
保育園と幼稚園はどちらが安いのでしょうか?
額面だけで単純に比較できないのは、助成金の存在があるからです。
保育園も幼稚園も、自治体からの補助金や所得に応じた保育料金の設定などにより、保護者の負担を軽減する制度があります。
基本的には、保育園は所得に応じた保育料金の設定が、幼稚園は所得に応じた補助金の支給があります。
ただし、自治体によって制度の内容や助成額に差があります。
認可外の保育園は助成がなく高額な費用負担となる場合や、私立幼稚園と比べてもともと費用負担の少ない公立幼稚園では補助金がない場合もあるため、注意が必要です。
なお、助成制度を受けるためには、住民票が市内にあることなど、一定の条件があります。
また、兄弟が同じ幼稚園や同じ自治体の認可保育園に在籍していると減免される制度もあるので、兄弟同じ環境の方が費用負担は少なくなる傾向にあります。
保育料金以外の費用負担
費用の負担は保育料だけではありません。
幼稚園と一部の保育園では、保育料に加えて、制服代や体操着代、教材費がざっと3万円くらいはかかります。
ただし、お下がりを利用することで制服代を節約する手もあります。
また、費用の負担がある一方で、園服がある分洋服代を節約できること、毎朝何を着るか迷わなくていいこと、制服を着ると可愛らしいこともプラスになるでしょう。
通園バスを利用する場合は月3000円程度プラスでかかります。
その他、幼稚園では給食費、冷暖房費、園外活動費、施設維持費など、諸経費が加算されることもあるので確認しておきましょう。
たとえ保育料を払って赤字になったとしても、仕事を続けることで長い目で見ればプラスになる可能性もあります。
また、集団生活で子どもが得るものは大きいので、負担した分の見返りも少なからずあるのではないでしょうか。
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