間違いだらけの保活戦略

今だから分かる保活の落とし穴

【認可・認可外】転園も視野に入れるべき?

転園を考える際のメリット・デメリット

 

認可保育園への入所の際は、新規に保育園に入園する人よりも、既に認可外の保育園に入っている人の方が高得点となり有利です。
認可外保育園に入っていることで加点があるからです。


★保育園の種類や利用形態によって点数は異なり、認可外に限らずベビーシッターや一部の認可保育園も含まれます。

 

千葉市(2017年)では、地域型保育(3歳未満児限定の小規模保育園など)から満3歳で転園する際には最優先で認可園への入所ができるのです!

 

地域型保育とは…

https://chiba-city.mamafre.jp/archives/service/chiikigata-hoiku/

 

保育の必要な3歳未満のお子さんを対象とする「地域型保育」事業には、「小規模保育」「家庭的保育」「事業所内保育」「居宅訪問型保育」があり、市区町村ごとに地域の保育ニーズに合わせたサービスを実施することになっています。
千葉市には現在、下記の保育サービスがあり、利用には保育の必要性の認定を受ける必要があります。

<小規模保育>
利用定員6人から19人までの小規模な保育施設で、0歳から3歳未満のお子さんを対象に、家庭的保育に近い雰囲気で、きめ細かな保育を行います。

<家庭的保育>
家庭的な雰囲気のもとで、少人数(定員5人以下)を対象にきめ細かな保育を行います。

<事業所内保育>
会社の事業所の保育施設などで、従業員の子どもと地域の子どもを一緒に保育します。

 

 

となると、まずは入れる園に取り敢えず入園して、点数的に優位になった翌年以降に希望の園への転園を考えるというのも、ひとつの作戦です。

 

ところが、ここで注意したいことが。


それは、通常の認可保育園から別の認可保育園への転園(既に認可保育園に入っている場合で年齢制限や廃業などを除く)は加点の対象ではないということです。(千葉市の場合)

(もちろん、就労しているのとしていないのでは点数の差はありますが)

 

そしてもうひとつ。

今年入園するのと来年入園するのとでは、競争率は同じではないこと。 

 

園児の大半は、下の学年からの持ち上がり。
園によっては募集がないこともありえるので、あるかないかの、わずかな枠を争うことになります。


そして、募集人数も変われば、競争相手も変わります
実際に、どのくらい厳しい戦いになるのかは、蓋を開けてみないとわかりません

 

一方、厳しくなるだけではなく、戦況が緩和される可能性もあります。


特に激戦区の場合、翌年には新設園ができて受け皿が広くなる可能性もあるので、翌年以降より入所しやすくなる場合もあります。

自治体の努力にもよるでしょうが、実際、千葉市は2017年度に引き続き2018年度も複数の新設園がオープンする予定となっています。


ですから、転園を視野に入れるべきかどうかの答えは…

基本は、
現時点でのベストを目指す。

そして、
希望の園があれば、あわよわくば転園する。

というスタンスをオススメします。

 

特に、高得点は望めなさそうだけど希望の園に入りたい人は、転園も視野に入れて保活するのはアリかと思います。

 


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