保育無償化・認可外も対象に方針転換
2019年度からスタートする予定の「3~5歳児の保育料金無償化」問題、先日は認可外施設は対象外になるという報道があり反発を呼びましたが、政府は11月14日、認可外施設も無償化の対象に含める方針に見直した原案を発表しました。
やはり、認可外を無償化の対象外にすることのリスクは無視できなかったのでしょう。
↓先日、当ブログの記事でも取り上げました。
認可外施設には、
など、原則すべての認可外保育園が含まれる方向に転換したようです。
ただし、これらの施設が全て無料になるわけではなく、上限が設けられます。
確かに、認可外保育園の中には高額な費用がかかる施設もあります。
例えば、白金台のファミリアのプリスクールは3~5 歳児・週5日の月極料金は月18万円です。
そのような高額の費用負担を税金に求めるのは現実的ではありません。
政府が検討している上限額は、2万5千7百円で、幼稚園の補助金上限に相当する金額です。
世帯の所得によっては、認可保育園の費用を下回ることに。
ということは、これって「無償化」ではなく「補助金」なのでは…という気もしますね。
とはいえ、そもそも高所得者層の保育料無償化については疑問がありましたし(その財源で別の政策ができるのでは?)、無償化にこだわる必要性も個人的には感じません。
そして、今回、この認可外問題に関して短期間で軌道修正されたことについては、一定の評価ができるのではないでしょうか。
有識者の方やマスコミ、そして一般市民からの声は、反映される可能性があるということですよね。
これからも、保育に関する政策に注目していきたいと思います。
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