間違いだらけの保活戦略

今だから分かる保活の落とし穴

【認可保育園】兄弟同じ園に入るための作戦

前々回の記事では、兄弟で同じ園に入ることのメリットを、前回の記事では兄弟で同じ園に入ることの難しさをお伝えしました。

 

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それでは、兄弟で同じ認可保育園を狙うには、どうしたらいいのでしょうか?

その作戦を考えてみました。


1.人数の多い大規模園を狙う

持ち上がりの園児が大半を占める、園児数50人以下の小規模園では、募集枠があるかないかという状況です。
年齢が上がって保育士一人あたりの園児数増えたとしても、施設の広さもネックとなるため、キャパシティに限界があるからです。


募集枠が0または、数人程度であれば、兄弟が在籍していても入所は不確定となってしまいます。

 

一方、人数が100人程度いる大規模園であれば、兄弟同じ園に通える可能性はぐっと増します。

 

 

2.あらかじめ転園を視野にいれる

規模の大きい園を狙うことに加えて、あらかじめ転園を視野に入れることも作戦のひとつです。


実際に、兄弟別々の園に決まったお友達の中にも、二次募集で兄弟同じ園になれたケースや、数ヶ月通ってから兄弟同じ園になれたケースがありました。

 

特に規模が大きめの園であれば、大勢の在園児の中から転勤などの理由で、途中で空きが出ることもしばしばあります。


さらに、実際に子どもを預けて働き始めていれば、就職内定や未定のときよりはるかに高得点で有利になります。


ねばってあきらめなければ、途中から兄弟同じ園になれる可能性はあると言えるでしょう。

 
3.新設園を狙う

兄弟同時入園の場合には、新設園を狙うという手もあります。


新設園は持ち上がり園児がいないため、各年齢の募集枠は既存の園よりも多くなります。

また、既存の園に比べてライバルが比較的少ない傾向にもあります。

 

兄弟同じ園を狙っている方は、新設園もチェックしてみてはいかがでしょうか。

 


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【認可保育園】兄弟同じ園に入るのは難しい?!

 前回の記事では、兄弟同じ園に通園することのメリットを挙げました。

 

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ところが、認可保育園の場合、兄弟同じ園に入れたいと思っていても必ずしも入れるとは限りません。

 

兄弟児だからといって入園が確約されるわけではなく、加点によって若干入りやすくなるだけです。

 

それも、決して大きな加点ではありません。
千葉市(2017年)では、「兄弟のいる園に入園」、または「兄弟同時に入園希望」で+3点の加点があるのみ。
フルタイム共働きでそもそも満点のご家庭ならともかく、この加点で一発逆転を狙うのは難しいかもしれません。


実際に、小規模園に上の子を預けている知人は、申請窓口で
「兄弟別々の園の方も大勢いらっしゃいますし…」

と、やんわりと兄弟同じ園は難しいことを言われたそうです。

 

確かに、兄弟別々の保育園という方、少なくありませんよね…。

 

特に、小規模園で募集枠そのものがない、もしくは限りなく0に近い場合は、兄弟同じ園のハードルは高いと言えるでしょう。

 


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できれば通いたい!兄弟同じ園の5つのメリット

兄弟違う園になってしまうことも多い、昨今の保活戦線ですが、できれば兄弟同じ園がいい!と思っている人は少なくないはず。

 

我が家は、今保育園が兄弟で一緒なので、そのメリットを実感しています。

 

そこで今回は、兄弟同じ園のメリットを5つご紹介します。


1.送迎先が1ヶ所で済む

送迎先が1ヶ所で済むのは、兄弟同じ園の最大のメリットではないでしょうか。
朝の10分、帰りの10分の貴重な時間に回り道しなくていいので時短になりますし、災害や急病などの緊急時のお迎えも安心です。
兄弟同じ園なら、必然的に徒歩、自転車、バス、自動車など、送迎手段も同じになります。


2.兄弟一緒で子どもたちがお互いに安心

家庭とは違う場所での集団生活、子どもたちも多少のストレスや不安を感じています。
兄弟一緒の園なら、お互いの存在が支えになり安心できるので、集団生活に慣れるのも早いでしょうと保育士さんも言っていました。

実際にお迎えに行ったときふたりで遊んでいることもあり、親の目から見ても兄弟がお互いを頼りにして絆が深まるように感じました。


3.行事の日程が同じ


入園式、夕涼み会、運動会、おゆうぎ会、保育参観…などなど。園によっても行事の回数や平日か休日かの違いはありますが、入園すると様々な行事がやってきます。


働く親にとって、とりたいときに休みをとるのは至難の技。
行事の度にお休みをとるだけでも大変なのに、兄弟それぞれ別の日となると、すべての行事に参加するのは難しいかもしれません。また、兄弟で行事がかぶってしまう恐れも。
兄弟同じ園なら、休みが1日かつ1箇所で済むのがメリットです。


4.保育環境が同じ

子どもたちを同じような環境で育てたいと思っている方にも、兄弟同じ園は安心です。
園庭の広さや先生の雰囲気、英会話の有無など、園によって少しずつ保育内容や教育の内容は違いますが、兄弟同じ園なら平等に同じ保育環境を提供することができます。


5.園のルールや持ち物が同じ

保育園が違うと、朝の準備、お布団やおむつの持ち帰りなどのルールや服装の規定、タオルなどの持ち物も違いが出てきます。
兄弟で一緒の園なら、迷ったり間違えたりすることがなく、わかりやすいというメリットがあります。

 

その他にも、先生方やお友達が共通なので、新たな人間関係を気づく必要がないことや、兄弟の様子を理解したうえで関わってもらうことができるのもメリットになるでしょう。

 

 

いかがでしたか?

兄弟同じ園を狙うときの作戦については、また別の記事でお伝えしたいと思います。

 


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【保育園見学】子どもを連れていくメリット

保育園見学は子どもを連れて行った方がいいのでしょうか?

 

認可保育園の保活はあくまで点数制。保育園見学に子供を連れていく=預ける先がない、ということで、保活に有利になるわけでありません。

 

それでも、保育園見学に子どもを連れていくメリットはあるんです。

 

1.預けなくて済む

 

ひとつめは、当たり前のことですが、実家や一時保育に子供を預けなくてもいいということ。保育園なので、子どもを連れて行っても何の問題もありません。預けなければ気軽に見学の予定も組むことができます。

赤ちゃんの場合は、みなさん両手が開く抱っこスタイルで見学されています。

 

 2.子供の反応が見られる

 

赤ちゃんだと、場所見知りや人見知りなどその子の性格やお昼寝や授乳などの生活リズムによってご機嫌が左右されるので、施設に対する反応が見られるわけではないでしょう。

けれども、2歳くらいになると、子ども自身が見学で様々な反応を見せてくれます。
人見知り・場所見知りが強くなければ、保育園のおもちゃなどで遊ばせてもらえる可能性も大。
保育園の中で子供が興味を示すこと、子供が嫌がることや、子どもに対する保育士の方の反応がわかり、保育園選びの参考になるでしょう。

 

プレ幼稚園や幼稚園の見学には基本的に子どもを連れていくことからも、特に2、3歳以上の子供は連れて反応を見ることをオススメします。

 

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【保育園見学】子どもは連れていく?連れていくときの注意点は?

 

保育園の見学には、子どもを連れていった方がいいのでしょうか?
それとも、連れていかない方がいいのでしょうか?

 

 

実際には連れてきている人が多い

保育園に通う=子どもを預けられない人が大半なので、実際には子どもを連れてきている人が大多数でした。

中には、子連れでない方もいましたが、既に他の園に預けていて転園希望とのこと。


認可保育園では点数で承諾の可否が決まるので、見学のときに子どもを預けていくかどうかは審査には影響しないと考えていいとは思いますが、保育園は子どもが通うところなので、わざわざ預けて見学にいく必要はありません。

 

子どもを連れていくときの注意点

子どもを連れていくのは大丈夫ですが、愚図ってしまったり奔放に動き回って、満足に見学できないのは考えもの。

 

愚図り予防としては、まず、空腹時を避けることをおすすめします。

園児たちの手前、基本的にお菓子などは食べられないので、いつものリズムとは違っても、見学途中でお腹が空かないようにしておいたほうが安心です。

 

お気に入りのタオルやおもちゃ(ただし音のでない物

)があれば持参してもいいかもしれません。


また、初めて訪問するときは、あらかじめ場所を確認しておくのがおすすめです。保育園は近所でも裏道のわかりにくい場所にあることも少なくありません。

子連れでなくても同じですが、道に迷うと、焦って大変なので…。

 

 

子連れ見学の持ち物についてはコチラ↓ 

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【認可園】純粋に点数評価なの? 

認可保育園の入所選考では、指数で客観的に評価することによって各自治体が公平な審査をしています。

しかし、一方で、本当に、純粋に、点数評価なの?と気になっている方も多いのではないでしょうか。

 

 

認可園以外の選択肢がある場合


前回の記事でお伝えした、
「認可保育園がすべて不承諾だった場合どうしますか?」
という質問。


ここで、認可園以外の選択肢があることを伝えると、判断に影響するかもしれない…という考えをお伝えしました↓ 

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待機児童「数」を減らしたい自治体側としては、認可保育園以外の選択肢がある家庭は、そちらに行ってもらった方が助かるのは言うまでもありません。

 

問題の待機児童を解消するために客観的評価を優先することが必ずしも正しいとは限らないとも思えませんし、考慮される可能性はあると考えました。

 

 

嘆願書などの効果は?

 
一方、嘆願書や役所に通うなどの行動は、評価に影響するのでしょうか?

 

こちらは、見聞きしたことがないので断定はできませんが、おそらく効果は期待できないのではないでしょうか。

 

自治体の立場になって考えてみると、仮にもし嘆願書が有効だと判明した場合、嘆願書を出す人が増えて指数による客観的評価が活用できなくなり、自治体の負担が増えることになります。


役所に通うなどの行為も同様です。

 

やはり、点数評価することは、公平を期すというだけでなく、できるだけ事務的に処理して余計な負担を減らすことにもつながっていると考えます。

 

また、窓口はオープンスペースなので、周囲に知られないように希望を伝えるのは困難でしょう。

 


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【認可園】失敗の原因?!認可園申請時のまさかの質問とは…

認可保育園の入所選考では、公平を保つために指数によって入所の優先順位が決定されます。

指数の基準は、自治体ごとに異なり年度によっても変更する場合があります。
指数について公表している自治体もあるので、保活をするうえではまずチェックしておくに越したことはないでしょう。

 

しかし、より高い指数を確保することだけに集中していると、失敗するかもしれません。

 

その理由は、認可園申請時に最後に聞かれた質問にありました。

 

その質問とは…
もし、申請した認可保育園にすべて落ちてしまったらどうしますか?
という質問です。

 

ここで、認可保育園しか選択肢がなければ、
「二次募集に申請します」
または
「待機児童になります」
などといった答えになるはずです。

 

しかし、私は正直にも、
「職場の保育所や預かり保育のある幼稚園を検討します」
と答えてしまいました…。

 

後から考えると、もしかして、この回答こそが、認可園の保活失敗の原因だったのかもしれません。

もちろん、失敗の原因は他にも考えられるので、断定はできませんが。


認可保育園の利用は、そもそも「保育に欠ける」ことが前提にあります。
「保育に欠ける」とは、保護者が日中仕事などで保育できないことを指します。

 

これはあくまで推測ですが、両親や祖父母など保護者が「保育に欠ける」状態だったとしても、認可保育園以外の施設利用で補えるのであれば…

「保育に欠ける」状態とみなされない恐れもあるのではないでしょうか。

実際に認可保育園以外の園に入園しているので、仕方ないのかもしれませんが…


抜き打ちテストのように最後に聞かれたので、実際のジャッジにどんな影響があったのかは、わかりません。

 

 


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